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<<   作成日時 : 2014/11/04 18:05   >>

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 『 ツツジ枯れサツキ咲く 』  全50句



 思ひ出はパソコンの中ツツジ咲く

 花ごろの3600gかな

 豆腐屋のしちちちと垂る立夏哉

 手触はりはアンスリュームの化学的

 ひとときのマーガレットは永遠のよに

 犬の声工事の音も地蔵菊

 真下には誰も居らぬよ鯉幟

 恋長し八十八夜を折り畳む

 どこまでも行ける気がして夏の波

 初鰹旬はいつでも今として

 ツツジ枯れサツキ咲く間も幸なるか

 先頭はどこやどんたく見えねがな

 気を遣ふ息子十二の端午かな

 薪能燃えこそすればたじろがず

 夏場所の初めてしこを踏む東

 我が歯にも気付かぬ虫歯夏書かな

 山車や過ぐ次どこで見る人だかり

 一丁もいけそ朝餉の冷奴

 鹿の子や句の産まるるもその子より

 二の腕の引っ掻き傷や夏雲雀

 日も陰もよく見せるごと新樹光

 朝顔の二葉で足りるひと世かな

 蓮の葉の下に向きたる力かな

 けんけんで玄関出づる五月晴れ

 演ずるも黒子は黒子虎が雨

 芍薬の花の形も匂ひけり

 薄暑来てきつと見つむる北魏の書

 我向きぬ光も向きぬ万緑へ

 メーデーや相模湖の薄景色なり

 子供らも予定のありて子供の日

 飛魚跳ぶルーレットの玉跳ねるよに

 揚羽蝶見つけらるるは我の方

 葉桜や幼馴染みと砂場にて

 ひとつひとつが歌のごとくに薔薇そうび

 誰が顔を思ひ浮かべてバナナむく

 カーネーション贈らるる人にも美しさ

 風鈴やバトンリレーで搬出す

 猫の首を手に乗せてゐる九夏哉

 大切な人も握りしキャベツかな

 角質の取れる話やパセリ食ふ

 羽根ペンはいづこにあるかバードウィーク

 まだ眼の見へぬ子猫にもあれ祭りかな

 皮盛りて白身覗けり穴子鮨

 新馬鈴薯を棚に集める手際かな

 がむしゃらに飛ぶ蝙蝠や田の夕べ

 落ち着かずペロリ喰つたらうか守宮這ふ

 遠き叔母も老鶯聞くか夜も更けて

 恋しきも後に延ばして暮の春

 眼差しも心とどまり春行けり

 夢見ても覚めても赤き躑躅かな





 『 ツツジ枯れサツキ咲く 』 全50首



 ツツジ枯れサツキ咲き恋する人は今日には会へず萎れる身かな

 姪っ子の大人びてきて話しては隔たりあるよ悲しき嬉し

 朝方の宿の二階の窓辺より路地見下ろして五月パリより

 歌を詠み終へてシャワーを浴びてゐる何も思はぬまた歌ひとつ

 ありえない配色の街大阪の女は年を取りてからが華

 風呂の後一服しつつ枯れかけのかすみ草見て想い重ねる

 花を活けてその名を覚へ親しむる人にも会へばそんな風かな

 想う人に心を寄せてみるけれど恋は進まずそれ歌に寄す

 五月晴れボーダー柄のカットソー着て自転車で木洩れ日を行く

 自転車の荷台に息子乗せる母次々仕事こなすよに行く

 カフェテラス人の出入りに挨拶を度々交わす風の間に間に

 庭先に真紅のバラを見つけては心も染めて動きたき恋

 女歌手「愛してくれれば愛する」と私の好きな人もそうかも

 心身を患う年や患うは恋だけにしてみな治りたい

 ひと時も芸術の事忘れえぬただ腕上げることのみ光

 ヘルパーの掃除てきぱき有り難し家も私も風通し良し

 春雨の音に眠りし恋起きて恋する人も聞くか恋しき

 掃き捨てるよに言う「独りの方がいい。」恋求むるを独り抱える

 ただ側にいることだけを望むのに無理に気を引くらしからぬ私

 この歌を上手く詠めても仕方無い恋する人の心読みたい

 恋愛に年の差なんて関係無い寄る年波に勝つ気持ちも無い

 五月晴れカフェテラスにてしばし休めば日陰もしばし私覆ひぬ

 サツキ咲き飛び回りたる揚羽蝶見えなくなりてサツキ残りぬ

 とめどなき思ひはあれどできぬ歌川の流れよ心も流せ

 悶々とする恋やり場無き部屋でテディベアを見つめ続ける

 何事も笑い飛ばしてみてはふと心に残るブルースと愛

 お隣のお風呂の音が聞こえるよ古アパートの夜の静かさ

 ひたすらな夢聞くよりも言ひたき事は似合ってますよラルフローレン

 アルストロメリアアンドロメダで咲く事も有るかと五月のうつつ

 行きつけの喫茶店にてポトス見てAKBを聞きながら焼き肉定食食べる昼やな

 音楽の流行りも今は無いわねとママとおしゃべりマスターは聞く

 一見さんらしき四人の女子トーク超軟水が売りの喫茶店

 首を前にちょこんと出して背を丸め初老の男自転車で過ぐ

 のっそりと上下に揺らし真っ黒なマークX右へ曲がりぬ

 真っ白なケースのチェロを背負ひつつ似たる背丈のご婦人や過ぐ

 カフェテラス夕べにをりて冷めがちな恋す五月雨降り始まりぬ

 おぶられて小走りに過ぐ女の子上下に揺れて満面の笑み

 独りにて喫茶の夕べ休みてはほど良き疲れ歌も愛でたし

 筑前煮どれレンコンかじれば少しだけパズルを解くに似たる哉

 団栗の眼澄みたる顔つきの腰つきも良きかな君が好き

 横になり恋する人を想ふとや歯磨きせねば五月雨の夜

 好きだから彼女の声も好きなのか声が好きだから好きなのかな

 花びらの小さきほどにまぶしくてレースフラワー白き星々

 願わくば心の闇も使えたらただ生きる為幸のみを詠む

 人生は行ったり来たり二人きり輪切りにすれば今一度きり

 霧雨の傘差すほどでないけれど恋する人には差してあげたし

 結局は使ふ事無く多かりしリュックの中身毎日背負ふ

 惚れてはや六月健やかなる時も病める時も足繁く通ふ

 気が付けば一羽の蝶が飛んでゐる気が付かぬ内二羽となりぬる

 アーアーと赤子泣きつつ抱かるる母黙々と歩む五月晴





 以上全50句50首







今年の5月頃に詠んだ俳句と短歌です。

賞に応募しましたが、落選となりましたので、

このブログにて公開します。

それではまたの更新まで。

みなさまの無事と健康を願いまして☆


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